広島県葬祭組合「AI × 経営戦略セミナー」第1回の講師を務めました
2026年5月20日、福山市にて開催された広島県葬祭組合の組合員研修セミナー「AI × 経営戦略セミナー」において、当社代表取締役の松浦幸夫が講師を務めました。
本セミナーは、生成AIの操作方法を学ぶだけではなく、葬祭業を取り巻く市場環境の変化を捉え、AIを経営戦略にどのように組み込んでいくかを考える全3回のシリーズです。第1回は「知る」をテーマに、「葬祭市場の構造変化」と「AIの3つのレイヤー」を中心に取り上げました。
第1回「知る」― 葬祭市場の構造変化とAIの3レイヤー
第1回では、葬祭市場の現状を各種データから捉えながら、業界が直面している構造的な変化について考えました。
葬祭市場は今後も一定の需要が見込まれる一方で、中小事業者の淘汰や人手不足、大手企業・ネット系事業者との競争、消費者の価格意識の変化など、経営環境は大きく変わりつつあります。
研修では、こうした変化を単なる「単価下落」や「人手不足」として捉えるのではなく、その背景にあるビジネスモデルや競争構造の変化まで掘り下げて考えることを重視しました。資料では、単価下落を結果として捉え、その背景に大手のドミナント戦略、ネットによる価格透明化、消費者の情報武装、収益モデルの硬直化などがあると整理しています。
あわせて、AIについてもChatGPTのような対話型AIだけではなく、
- 対話AI ― 調べる・考える・書く
- 実行AI ― ファイル操作やプログラム実行など、指示された作業を行う
- 自律AI ― 目的に応じて複数のタスクを自律的に遂行する
という3つのレイヤーから捉え、今後AIが企業経営や業務プロセスにどのように関わっていくのかを考えました。全3回を通じて、これらのAIを段階的に体験・実装していく構成です。
また、グループワークでは、自社の日々の業務を洗い出し、「人がやるべき仕事」「AIに任せたい仕事」などに分類しながら、自社のどこにAIを活用できる可能性があるのかを考えていただきました。
「知る」から「設計する」、そして「実践する」へ
今回のセミナーは、第1回だけで完結するものではありません。
第1回の「知る」では、市場の構造変化と自社の課題を把握し、AIの可能性を理解します。
続く第2回の「設計する」では、第1回で整理した業務をワークフローに展開し、AIをどこに組み込むのか、費用対効果も踏まえながら優先順位をつけ、自社のAI活用設計図・AI導入ロードマップを作成します。
そして第3回の「実践する」では、その設計図をもとに実際にAIを操作し、自社業務で活用できるプロンプトの作成などを通じて、明日から使えるAI活用実践スキルへとつなげていきます。
単に「AIを使ってみる」のではなく、
知る → 設計する → 実践する
というステップを通じて、AIを自社の経営や業務の中にどのように組み込んでいくのかを、参加企業の皆さまと一緒に考えていきます。
バリュー・クリエイション株式会社では、今後も生成AIを単なる業務効率化のツールとしてではなく、経営課題を捉え直し、ビジネスモデルや仕事の進め方を変えるための経営ツールとして活用する支援に取り組んでまいります。
