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CASE 01 三原市SCC|企画・運営・メンタリングによる起業家育成支援

「起業したい。でも、何から始めればいいか分からない。」

起業や新規事業に挑戦するとき、必要なのは知識だけではありません。

自分の原体験や強みを整理し、誰のどんな課題を解決するのかを考え、事業の形をつくり、実際の行動へ進むことが必要です。

本ケースでは、広島県三原市が主催する起業家育成プログラム「スタートアップ創出シティカレッジ(SCC)」において、企画・運営、カリキュラム設計、講師、メンタリング、事業化支援までを継続して行っている事例をご紹介します。

支援概要

支援先
広島県三原市

支援対象
起業・新規事業に挑戦する人

支援期間
継続支援(2026年度で第6期)
第6期:2026年7月〜2027年3月

当社の役割
企画・運営/カリキュラム設計/講師/メンタリング/事業化支援

支援領域
起業・新規事業/事業構想/ビジネスモデル/事業計画/財務・収支計画/メンタリング/人材育成/地域連携

今回のテーマ|学びを、実際の行動と事業化へつなげる

SCCでは、経営知識を提供することだけを目的としていません。

受講生が自らの原体験や強みを整理し、事業構想を具体化し、実際の行動へ移すところまでを支援します。

講義、受講生同士の対話、起業家や専門家との接点、継続的なメンタリングを組み合わせ、事業のアイデアを「学んで終わり」にせず、事業計画や実践へつなげる環境をつくっています。

9カ月間の設計|理論・実践・オンラインを組み合わせる

SCCは、「理論」「実践」「オンライン」の3つの柱で構成されています。

理論
県立広島大学大学院経営管理研究科(HBMS)の教授陣が、経営戦略、社会起業家、デザイン思考など、事業を考えるために必要な経営知識を提供します。

実践
第一線で活動する起業家や専門家が、自らの経験をもとに実践知を伝えます。

オンライン
Slackによる日常的なコミュニケーション、eラーニング、Zoomによるメンタリングを組み合わせ、月1回の対面講座の間も学びと対話が続く仕組みを設けています。

企画・運営|学びが続く環境をつくる

バリュー・クリエイション株式会社は、SCC全体のカリキュラム設計、講師陣との調整、講座の進行、受講生のサポート体制の構築など、プログラム全体の企画・運営を担当しています。

代表取締役の松浦幸夫は、「戦略的アカウンティング」の講師とメンターも担当しています。

講座を開催するだけでなく、受講生が学び、考え、相談し、行動できる環境そのものを設計することを重視しています。

メンタリング|「誰に、何を、どう届けるか」を整理する

メンタリングでは、受講生が考えている事業の全体構造を整理します。

「誰に、何を、どのように提供するのか」「何から始めるのか」「次に何を行動に移すのか」を対話しながら明確にしていきます。

事業構想を抽象的なアイデアのまま終わらせず、金融機関やビジネスコンテストでも活用できる事業計画書や、実際の経営に活用できる収支・資金計画など、具体的な成果物へ落とし込むところまで支援します。

成果|過去5年間で45人中19人が起業・新規事業を実現

2026年度でSCCは第6期を迎えています。

過去5年間では、受講生45人のうち19人が、起業または社内での新規事業の立ち上げを実現しました。

講座を受講して終わるのではなく、事業構想を具体化し、実際の行動へ移す受講生が生まれています。

SCC修了生の中には、学びやメンタリングを通じて自らの強みを再認識し、事業構想を転換した後に会社を設立し、地元企業からの出資を受け、ベンチャーキャピタルとの交渉へ進んでいる事例もあります。

学びで終わらない|事業化まで伴走する

SCCでは、講義を受講すること自体をゴールとしていません。

受講生が事業構想を整理し、講師やメンターとの対話を通じて仮説を磨き、事業計画や収支・資金計画などの具体的な形に落とし込み、実際の行動へ移すところまでを支援します。

学び、対話し、行動し、振り返る。その循環を9カ月間続けることで、受講生自身が次の一歩を決め、起業・新規事業の実践へ進める環境をつくっています。

目指す変化|「やってみたい」から「動き出せる」へ

起業や新規事業では、最初から答えが決まっているわけではありません。

自分の強みを整理し、顧客の課題を考え、事業の形をつくり、実際に動きながら修正していくことが必要です。

「起業したい。でも、何から始めればいいか分からない。」

そんな段階から、自分の事業を考え、次の一歩を決め、実際に動き出せるところまで伴走します。

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