CASE 05|「やりたいことはある。でも事業になるか不安」から、事業計画・実行へ
「やりたいことはある。でも、どう事業にすればいいか分からない。」
新規事業では、アイデアがあることと、事業として成立することは同じではありません。
顧客は誰か。どんな課題を解決するのか。なぜ自社が取り組むのか。どう収益につなげるのか。そして、数字として成り立つのか。
本ケースでは、こうした問いを一つずつ整理し、アイデア段階から事業構想、ビジネスモデル、事業計画、収支計画、仮説検証、実行へとつなげた新規事業支援をご紹介します。
個別案件には守秘義務があるため、企業名や具体的な事業内容は非公開とし、実際の支援で行っているプロセスと成果物をまとめています。
支援概要
支援対象
中小企業経営者/起業家/新規事業責任者
当社の役割
事業構想整理/ビジネスモデル設計/仮説検証/事業計画/収支計画/KPI設計/生成AI活用/経営者への伴走支援
支援領域
起業・新規事業/事業開発/経営戦略/マーケティング/財務/生成AI活用
今回の課題|アイデアを「事業になる形」へ
「こんなサービスをつくりたい」「この技術を事業化したい」というアイデアがあっても、そのまま事業計画書をつくることはしません。
まず確認するのは、顧客は誰か、どんな課題を抱えているのか、どんな価値を提供するのか、競合との違いは何か、どう顧客へ届け、どう収益につなげるのかという点です。
リーンキャンバスなども活用しながら、「誰に・何を・どのように提供するのか」を整理し、アイデアを事業として成立する構造へ変えていきます。
最初に整理したこと|誰に、何を、なぜ届けるのか
顧客、課題、提供価値、競合、販売方法、収益構造を整理し、事業の仮説を明確にします。
同時に、「なぜ自社がこの事業を行うのか」「どんな経験や強みを活かせるのか」を確認し、事業アイデアと自社の経営資源を結びつけます。
文章だけで終わらせず、ビジネスモデルや事業全体の関係性が見える状態まで可視化します。
仮説検証|顧客の反応から構想を修正する
事業構想を整理した後は、顧客ヒアリング、小規模な実証、試作品やサービス提供など、案件に応じた方法で仮説を検証します。
検証結果をもとに、顧客設定、提供価値、価格、販売方法などを見直し、必要に応じて事業構想そのものを修正します。
当初の案を維持することを目的とせず、市場や顧客から得た情報をもとに、PIVOTも含めて事業構想を更新します。
数字で確認|事業として成立する条件を見える化する
事業の方向性が見えてきた段階で、売上、価格、顧客数、原価、人件費、外注費、設備投資などを整理し、収支計画へ落とし込みます。
数字にすることで、必要な顧客数や売上規模、必要資金、固定費、損益分岐の考え方などを具体化し、事業として成立する条件を確認します。
必要に応じて、金融機関、ビジネスコンテスト、補助金・助成金などへの説明にも活用できる事業計画へ整理します。
生成AI活用|複数の仮説を比較し、判断材料を増やす
新規事業の検討では、生成AIも活用しています。
顧客課題の仮説整理、競合比較、ビジネスモデルの検討、収支シミュレーション、事業計画のレビューなどにAIを組み込み、複数の仮説を比較しながら事業構想を磨きます。
AIに答えを決めさせるのではなく、経営者が考えるための情報や選択肢を増やし、最終的な意思決定につなげるための支援ツールとして活用しています。
ここまで形になります|主な成果物
支援では、案件の状況に応じて、以下のような成果物へ落とし込みます。
- 事業コンセプト・提供価値の言語化
- リーンキャンバス・ビジネスモデル
- 顧客課題・仮説検証項目
- 事業計画書
- 売上・収支・資金計画
- KPI・行動計画
- 生成AIを活用した検討・分析環境
計画書で終わらない|実行しながら事業を磨く
事業計画書を完成させることがゴールではありません。
構想を整理し、顧客に確かめ、数字で検証し、実際に動いてみる。その結果をもとに、また事業を見直す。
事業構想、ビジネスモデル、財務、生成AIを組み合わせながら、構想から実行、その後の改善まで継続して伴走します。
「やりたいことはある。でも、どう事業にすればいいか分からない。」
そんな段階から、実際に動ける状態になるまで支援します。
